プロフィール
- 名前:M.Kさん(仮名)
- 年齢:32歳
- 性別:女性
- 前職:投資用マンション販売会社 営業(5年)
- 現職:大手人材紹介会社 キャリアアドバイザー
- 年収変化:680万円 → 550万円(-130万円)
転職を決意したきっかけ
テレアポ地獄からの解放を求めて
投資用不動産の営業は、とにかくテレアポがきつかったです。
1日300件の架電ノルマ。断られても断られても電話をかけ続ける。「ガチャ切り」「怒鳴られる」は日常茶飯事。精神的に消耗していきました。
5年目になっても、この生活が変わる見込みはありませんでした。
結婚を機に働き方を見直す
30歳で結婚し、「このまま働き続けられるのか」と考えるようになりました。
土日出勤、夜遅くまでの電話、急な呼び出し。子どもができたら絶対に続けられない働き方でした。
年収は高かったですが、それ以上に「普通の生活」がしたいと思うようになりました。
人材業界を選んだ理由
コミュニケーション力を活かしたい
投資用不動産の営業は「売る」ことがメインでしたが、私は「話を聞く」ことの方が好きでした。
お客様の人生設計を聞き、ライフプランを一緒に考える時間は楽しかった。
人材業界なら、その「聞く力」を活かせると思いました。
土日休みと働き方の改善
人材業界は土日休みの会社が多く、ワークライフバランスが改善できると考えました。
転職活動の流れ
転職活動期間:約2ヶ月
1ヶ月目:
- 転職エージェント3社に登録
- 人材業界の研究
- 書類準備
2ヶ月目:
- 5社に応募、4社で面接
- 最終面接で2社内定
- 条件比較と意思決定
面接で伝えたこと
「年収より働き方を重視したい」と正直に伝えました。
そして、「その分、仕事にはしっかりコミットする」という姿勢もアピールしました。
評価されたポイント
転職後の生活
働き方の変化
| 項目 | Before(不動産) | After(人材) |
|---|---|---|
| 休日 | 火・水曜(ただし出勤あり) | 土・日・祝日 |
| 残業 | 月80時間以上 | 月30〜40時間 |
| 休日出勤 | 月3〜4回 | ほぼなし |
| テレアポ | 1日300件 | なし(反響対応) |
年収の変化
- 前職:680万円(基本給25万円 + 歩合)
- 現職:550万円(基本給35万円 + 賞与 + インセンティブ)
130万円ダウンですが、時給換算すると上がっています。そして何より、精神的な余裕ができました。
仕事のやりがい
求職者の方が転職に成功し、「M.Kさんのおかげです」と言ってもらえた時は、本当にうれしいです。
人の人生の転機に関われる仕事は、やりがいがあります。
転職して良かったこと
1. 普通の生活ができるようになった
土日に夫と過ごせる。平日の夜も家で夕食が食べられる。「普通の生活」ができるようになりました。
2. 精神的に楽になった
テレアポのストレスから解放され、精神的に楽になりました。朝、仕事に行くのが嫌じゃなくなりました。
3. 長く働けるイメージが持てた
この働き方なら、子どもができても続けられると思います。長期的なキャリアを考えられるようになりました。
年収ダウンについて
130万円ダウンをどう考えたか
正直、年収が下がることには抵抗がありました。
でも、「時給」で考えると実は上がっているんです。
時給換算:
- 前職:680万円 ÷ 2,800時間(残業込み)= 2,428円/時
- 現職:550万円 ÷ 2,200時間 = 2,500円/時
そして、健康と時間は何よりも大切。お金では買えません。
これから転職を考える人へのアドバイス
1. 年収だけで判断しない
年収が高くても、心身を壊しては意味がありません。ワークライフバランスも含めて、総合的に判断してください。
2. 自分の強みを言語化する
「何ができるか」「何が得意か」を言葉にしておくと、面接で伝えやすくなります。
3. 長期的な視点を持つ
「今」だけでなく、5年後、10年後の自分を想像して決断してください。
同じ悩みを持つ方へ
「稼げているから辞められない」と思っている方も多いと思います。でも、お金より大切なものがあるはずです。
私は年収が下がりましたが、人生の満足度は確実に上がりました。あなたにとって何が大切か、一度考えてみてください。