辞めたい・悩み系
5分で読めます

不動産営業の離職率は本当に高い?データで見る実態と辞める人の特徴

不動産営業の離職率を最新データで解説。業界平均との比較、辞める人の特徴、3年以内離職率の実態など、転職を考える際に知っておきたい情報をまとめました。

不動産営業の離職率は本当に高い?データで見る実態と辞める人の特徴
転職を検討中の方へ

不動産営業の経験を活かせる転職先、あなたに合った次のキャリアを一緒に考えます。

不動産営業の離職率は本当に高いのか

「不動産営業は離職率が高い」とよく言われますが、実際はどうなのでしょうか。この記事では、厚生労働省のデータや業界調査をもとに、不動産営業の離職率の実態を解説します。

【最新データ】不動産業界の離職率

厚生労働省「令和4年雇用動向調査」より

業界入職率離職率
宿泊業・飲食サービス業34.6%26.8%
生活関連サービス業21.4%18.7%
サービス業(他に分類されないもの)18.8%19.4%
教育・学習支援業16.5%15.2%
医療・福祉15.3%15.3%
不動産業・物品賃貸業17.9%13.8%
全産業平均15.2%15.0%

意外にも全産業平均より低い?

データ上は不動産業の離職率は13.8%と、全産業平均(15.0%)より低く見えます。しかし、これには注意が必要です。

データの落とし穴

  • 「不動産業」には営業以外も含まれる
  • - 管理会社、デベロッパー、事務職なども含まれる

    - 営業職に限定すると離職率は20%を超える可能性

  • 「物品賃貸業」も含まれている
  • - リース会社なども含まれるため、純粋な不動産業の数字ではない

  • 大手と中小で大きな差がある
  • - 大手不動産会社:離職率10%以下

    - 中小不動産会社:離職率25%以上も珍しくない

    新卒3年以内離職率の実態

    厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」によると、新卒3年以内の離職率は以下の通りです。

    大卒3年以内離職率(業界別)

    業界3年以内離職率
    宿泊業・飲食サービス業49.7%
    生活関連サービス業45.0%
    教育・学習支援業42.0%
    小売業37.4%
    不動産業・物品賃貸業36.1%
    全産業平均31.5%

    新卒に限ると、不動産業の離職率は全産業平均を上回り、約3人に1人が3年以内に辞めていることがわかります。

    不動産営業を辞める人の特徴

    辞める時期別の特徴

    入社1年以内に辞める人:

    • 入社前のイメージとのギャップが大きかった
    • 飛び込み・テレアポに耐えられなかった
    • 上司のパワハラに耐えられなかった

    入社2〜3年で辞める人:

    • 成績が伸び悩み、限界を感じた
    • 他業界への興味が湧いた
    • ライフイベント(結婚・出産)がきっかけ

    入社5年以上で辞める人:

    • 管理職への昇進を逃した
    • より良い条件の会社からスカウトを受けた
    • 業界全体の将来性に不安を感じた

    辞める人の共通点

  • 入社前の情報収集が不足していた
  • - 「稼げる」という面だけを見て入社

    - 労働時間や休日の実態を知らなかった

  • メンタルヘルスの問題を抱えた
  • - ノルマのプレッシャーでうつ状態に

    - パワハラを受けて心身を壊した

  • スキルアップの限界を感じた
  • - 「同じことの繰り返し」に成長を感じなくなった

    - 専門性が身につかない不安

    離職率が高い会社の見分け方

    チェックポイント

  • 求人が常に出ている
  • - 同じ会社が年中求人を出している場合は要注意

  • 面接で離職率を聞いた時の反応
  • - 正直に答えない、ごまかす場合は高い可能性

  • 社員の平均年齢が若すぎる
  • - 平均年齢25〜28歳 → ベテランが残っていない可能性

  • 「すぐ稼げる」を強調
  • - 離職を前提とした採用をしている可能性

  • 口コミサイトの評価
  • - OpenWork、転職会議などでの評価を確認

    離職率が低い会社の特徴

    働きやすい環境の条件

  • 明確なキャリアパスがある
  • - 管理職以外の選択肢もある

    - スペシャリストとしての道がある

  • 教育制度が充実
  • - OJTだけでなく、研修制度がある

    - 資格取得支援がある

  • 働き方改革を実施
  • - 残業時間の管理が徹底

    - 有給休暇の取得推進

  • 適正なノルマ設定
  • - 達成不可能なノルマを課さない

    - プロセスも評価する仕組み

    まとめ

    不動産営業の離職率は、データの見方によって印象が大きく変わります。業界全体では平均的に見えますが、営業職、特に新卒に限定すると高い離職率であることは事実です。

    重要なのは、「離職率が高いから避けるべき」ではなく、「なぜ離職率が高いのか」「自分はその環境で働けるか」を理解した上で判断することです。

    入社前にしっかり情報収集を行い、入社後も自分の状況を客観的に見つめることで、後悔のない選択ができるでしょう。

    転職を検討中の方へ

    不動産営業の経験を活かせる転職先、あなたに合った次のキャリアを一緒に考えます。

    この記事を書いた人

    編集部

    不動産営業キャリアナビ編集部

    不動産営業経験者のキャリア支援を行う編集チームです。元不動産営業経験者、キャリアアドバイザーなど、転職のプロがリアルな情報をお届けします。

    カテゴリの記事をもっと見る
    完全無料・秘密厳守

    転職について相談してみませんか?

    不動産営業の経験を活かせる転職先、あなたに合った次のキャリアを一緒に考えます。

    ※ 相談は無料です。転職を強制することは一切ありません。