不動産営業と保険営業の意外な共通点
不動産営業から保険業界への転職は、当サイトの調査で第4位(12%)にランクインしています。
「不動産と保険は全く違う」と思われがちですが、実は多くの共通点があり、不動産営業経験者が活躍しやすい業界です。
不動産営業経験が保険営業で活きる理由
1. 高額商品の販売経験
生命保険の総支払額は数百万〜数千万円になることも。不動産営業で高額商品を扱ってきた経験は、そのまま活かせます。
2. ライフプランニング力
不動産営業で住宅ローンの提案をしてきた経験は、保険の提案に直結します。
共通するスキル:
- 家計の収支分析
- 将来のライフイベント想定
- 長期的な資金計画の提案
3. 信頼関係構築力
保険も不動産も、顧客との信頼関係が全ての基盤です。
4. ストレス耐性
断られることへの耐性、数字を追いかける力は、保険営業でも必要です。
保険業界の職種と仕事内容
生命保険会社の営業
国内大手生保(日本生命、第一生命など):
- 既存顧客への追加提案が中心
- 新規開拓もあり
- 福利厚生が充実
外資系生保(プルデンシャル、メットライフなど):
- 完全歩合制が多い
- 新規開拓がメイン
- 高収入の可能性
保険代理店(保険の窓口など):
- 複数社の商品を扱える
- 来店型が中心
- 提案の幅が広い
損害保険会社の営業
仕事内容:
- 法人・個人への損害保険の提案
- 代理店のサポート
- 事故対応のフォロー
特徴:
- 法人営業が多い
- 不動産業界との親和性が高い
- 生保より安定志向
年収相場
生命保険営業
| 雇用形態 | 年収目安 |
|---|---|
| 正社員(国内大手) | 400〜700万円 |
| 正社員(外資系) | 500〜2,000万円以上 |
| 代理店所属 | 300〜1,500万円 |
不動産営業との比較:
- 国内大手:安定性重視なら良い選択
- 外資系:不動産以上に稼げる可能性あり
- 代理店:独立志向の人向け
損害保険営業
| 職種 | 年収目安 |
|---|---|
| 営業職 | 450〜700万円 |
| 代理店営業 | 400〜600万円 |
| 管理職 | 700〜1,000万円 |
生命保険と損害保険、どちらを選ぶべきか
生命保険が向いている人
- 個人のライフプランニングに興味がある
- 高収入を目指したい
- 独立・起業志向がある
- 人の人生に深く関わりたい
損害保険が向いている人
- 法人営業の経験を活かしたい
- 安定した収入を求める
- 不動産業界との関わりを維持したい
- チームで働きたい
おすすめの保険会社
生命保険会社
高収入を目指すなら:
- プルデンシャル生命
- ジブラルタ生命
- メットライフ生命
- ソニー生命
安定性を重視するなら:
- 日本生命
- 第一生命
- 明治安田生命
- 住友生命
損害保険会社
- 東京海上日動
- 損保ジャパン
- 三井住友海上
- あいおいニッセイ同和
保険代理店
- 保険クリニック
- 保険の窓口
- ほけんの110番
転職活動のポイント
1. なぜ保険なのかを明確に
「稼ぎたいから」だけでは弱いです。
良い志望動機の例:
「不動産営業でお客様のライフプランを一緒に考える中で、住宅だけでなく、保険や資産形成まで含めた総合的な提案がしたいと思うようになりました。保険を通じて、お客様の人生全体をサポートする仕事にやりがいを感じています」
2. 不動産営業での実績を数字でアピール
- 売上実績
- 契約件数
- 顧客満足度
- リピート・紹介率
3. 資格取得をアピール
- FP(ファイナンシャルプランナー)
- 宅建士
- 住宅ローンアドバイザー
これらの資格は、保険業界でも評価されます。
注意点:保険営業の厳しさ
1. 縁故営業の壁
特に外資系では、最初は友人・知人への営業が求められることも。これに抵抗がある人は事前に確認しましょう。
2. 収入の不安定さ(歩合制の場合)
フルコミッションの場合、不動産営業以上に収入が不安定になる可能性があります。
3. 資格取得の負担
生命保険募集人、損害保険募集人などの資格が必要です。入社後に取得することが多いですが、勉強が必要です。
まとめ
不動産営業から保険業界への転職は、スキルの親和性が高く、成功しやすいパターンです。
特に「お客様のライフプラン全体に関わりたい」「高収入を目指したい」という方には、保険業界はおすすめの選択肢です。
ただし、会社や雇用形態によって働き方が大きく異なるため、事前にしっかり調査することが重要です。